口腔外科の診療について
親知らず
- 親知らずが痛い
- 奥歯が腫れている
- 違和感がある
顎関節症
- 口が開かない
- 顎が痛い
- 口を開けるとカクカクする
口内炎
- 口内炎が複数、大きい
- 赤くただれている、痛い
- 1週間以上続いている
親知らずの抜歯
親知らずとは?
前歯から数えて8番目にある奥歯を「親知らず」と言います。
親知らずは、10歳くらいにアゴの骨の中で形ができはじめると言われており、お口の中へは20歳くらいから生え始めてきます。
他の歯よりもかなり遅れて生えてくるので、生えるスペースが不足して、斜めに生えていたり、歯ぐきの中に埋まったままになる場合もあります。
親知らずを抜いたほうがいい症状
痛みや腫れがある
また、磨けないとむし歯や歯周病になりやすいので、それが原因で、痛みや腫れが出てくることがあります。
歯並びに直接影響する場合
親知らずは、横向きに生える場合があります。
横向きに生えた親知らずは手前の歯を(7番目)グイグイと押し、歯並びに悪影響を与えることがあります。
隣接する歯に悪影響を及ぼしている
親知らずがむし歯や歯周病になった場合、その隣接する歯にも影響が出て歯を溶かしたり、根っこが溶かされることがあります。
正確な検査、診断が必要です。
親知らずは必ずしも抜歯しなくてはいけないわけではありません。
歯科医院に相談し、痛みや腫れがあったり、将来的に悪影響がでそうだと判断される場合は抜歯するとよいでしょう。
親知らずの抜歯は、生え方や口内環境などを総合的に検査し、診断することが大事です。
顎関節症
顎関節症とは?
顎の部分が「カクカク」と音がする、口が開けづらい、顎のひどい痛みなどが主な症状です。顎関節症が引き起こす副症状としては頭痛や耳鳴り、舌の痛みなどがあります。
短期間で痛みや症状が軽減されることもありますが、再発したり慢性的になった場合は普段の生活にも影響が出てきます。適切な治療と予防で改善をしていくことをおすすめします。
症状が悪くなり、ひどい場合では、顎が左右どちらかに曲がってしまうなど、顔貌に影響がでます。
二宮歯科医院では触診の際に筋肉の緊張感を診て、顎関節症の症状がどのように発症しているかを診断します。
顎関節症の治療
当院では口腔咬筋マッサージで改善を行って筋肉の緊張を緩和します。また、顎が痛い場合はスプリント(マウスピース)での改善をします。
スプリントとは?
スプリント(療法)とは、就寝の際に装着するマウスピースのことで、顎の関節が変化を起こす原因の「歯軋り」や「食いしばり」を改善、歯軋りや食いしばりの負担を分散・軽減することで顎関節症の症状を軽減する治療方法です。
マウスピースは顎関節症の症状や一人ひとりの改善目的に合わせて、必要があれば型どりを行い、マウスピースを作成しております。
口内炎
「口内炎」の原因は細菌による炎症
細菌やウイルスやほこりなどが付着する可能性が高いお口の中。
「口内炎」は、ほおの内側や歯ぐき・舌等の口の中や、その周辺の粘膜に起こる炎症の総称のことを指します。
食事中に口の中を噛んでしまったり、ブラッシングの仕方が間違っていたり、入れ歯やかぶせ物が合っておらずほほの内側や舌などに当たり口内炎が出来る原因となります。
また、口内炎と思いこみ治らないまま放っておくと口腔がんだったというケースもあります。繰り返す口内炎、なかなか治らない口内炎は病気のサインかもしれません。早めに歯科医院を受診しましょう。
- 口内炎が大きい
- 口内炎の数が多い
- 1週間以上治らない
- 何度も同じ場所で再発する
- 触ると硬い
- 色がまだら
複数あてはまる場合は、口腔がんの疑いもあります。早めに歯科医院を受診しましょう。